発達心理学及び精神保健のポイント
乳幼児期は、子どもの生涯を通してみても人間の心と体が最も著しく変化・発達していく年齢で、この時期の育ちは子どもの人格形成において特に重要な役割であると考えられます。
このように、乳幼児期の育ちに携わる非常に重要な仕事が保育士です。
子どもとかかわり、理解することが大事で、子どもの心・体・行動・認知等がどのように発達・変化していくのかを把握しておくことが重要です。
上記のことをふまえ、発達心理学の科目では、
- 発達の基本原理
- それぞれの発達段階での真理構造の特徴
- 乳幼児期においてどのような発達援助を行うとよいか
等が重要です。
精神保健の科目では、乳児期・幼児期を中心的に
- 心の健康に影響する様々な要因
- 精神発達と心の健康について理解すること
- 家庭・地域・保育の連携の重要性について理解すること
障害児保育との関連も含み、子どもの発達の遅れ、また様々な問題・行動について理解し、現場で正しく関わることができるのかなども重要です。