児童福祉のポイント
児童福祉は、「保育」という分野を目指す方に、はもっとも基礎となるものです。
保育士資格試験の社会福祉のポイントは、子供達がかかわるいろいろな問題を、個人や家庭だけの問題としてではなく、現在の社会の構造的な問題としてとらえる学問といえます。
児童福祉施設の成り立ちと、社会的意義や使命を理解しないといけません。
保育士は社会における児童福祉サービスの直接的であり、また中心的な役割を担う存在としての職場であるからです。
そのためには・・・
児童福祉とは何なのか?
日本と世界において児童観はどのようにして変化してきたのか?
児童福祉の成立と基盤となっている法律や、日本において児童福祉法の変化や移り変わりなどを、知ることが求められます。
さらに、上記のことをふまえ、児童福祉の科目では、
- 子どもを取り巻く環境の変化
- 近年の子どもをめぐる社会問題
- 障害児福祉の理念と現状
- 児童福祉にかかわる人に求められる資質
- 子どもの居場所や家族機能の変化などから、児童援助の具体的な方法や技術
等が重要です。
そして、子どもの健康と母子健康、児童館の役割、社会福祉協議会による活動、児童虐待と児童相談所の役割、地域社会の崩壊と地域における子育て支援のあり方、なども勉学しておくべき重要な内容です。