教育原理及び養護原理のポイント
保育士資格試験の教育原理では、日本だけでなく諸外国における教育理論や教育制度・教育史など、教育の基本的概念、また時代や社会の変化にともない教育観や子ども観等が、どのように変化してきたのかについて、理解していることが重要です。
理論や制度など、知識としてではなく保育の実際との関連において把握しておくことが重要です。
上記のことをふまえ、教育原理の科目では、
- 教育の意義と目的
- 教育制度、教育法規・教育行政の基礎
- 教育と児童福祉の関連性
- 諸外国と日本の教育理論、教育史
等、把握しておきましょう。
保育士資格試験の養護原理では、保育所以外の児童福祉施設における処遇を学ぶ科目で、家庭事情等で家庭教育が困難な子ども達へのかかわり方と専門機関の業務について、体系的に理解しているかが重要です。
上記のことをふまえ、養護原理の科目では、
- 児童擁護の歴史と体系
- 施設における児童養護
- 施設養護の特質
- 社会的擁護を必要とする子ども達とは
等、把握しておきましょう。